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イタリアいなかまち暮らし

イタリアいなかまち暮らし

米 riso

イタリアに来るまでは米には日本米、中国米のようなジャポニカ種かタイ米、バズマティ米などのインディカ種(細長い米)かしか知らなかった。イタリア米はジャポニカ種のようなグルテン質=弾力性がないし、インディカ種のようにぱらっとしているわけでもない。表現は変だがプラスチックのような触感? イタリア人に日本の米はイタリア米と違うと言ったら、じゃあ長い米なの?と聞かれた。おたがい外国米といえばインディカ米しか知らないのが可笑しい。ちなみにもうひとつヨーロッパで米を食べる国、スペインはインディカ種を食べるらしい。

日本米に一番近いと思われるのがRISO RIBEというどこにでも売られている種類(1kg1~1.5ユーロ)。中国米らしい。そのほかにもスーパーでいろいろ売られているが、多くは粒の大きいイタリア米タイプで、日本米かインディカ米しか食べ慣れない私にはちょっと受け付けられない。
米は産地である北イタリアでよく食べられていて、それに比べたら南ではあまり人気がない。イタリア米がまずいからじゃないか?と思うのだが。

ローマの中国食料品店では日本米も売られている。日の出と書いてSHINODEと読ませる江戸っ子な名前(?)
中国食料には中国米も売っているが、ribeも同じようなものなのでわざわざ買わなくてもいい。インディカ米も大きなスーパーでは売られているが、中国食料品店やインド人食料品店で買ったら半分くらいの値段。インド系食料品店は都会にはたいていある。もちろんここからだとローマまで行かなければないが。

タイ米はカルフールにもある。カルフール独自ブランドの米シリーズのひとつとして売っている。ローマの中国食料品店に比べるとやや割高で、香りも弱いが、十分おいしい。ローマ以外でタイ米が安く手に入る唯一の方法だ。


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